=山農協労とはどんな組織?=
     
                      山口県農協労働組合は山口県の農協・
                     農業関連会社に働くなかまの労働組合です


                     ◇ひとりは万人のために万人は1人のために

                             

 
 
今後も変わることのない協同組合の理念です。この理念にそってみんなと協同(共同)し支え合っていくために農業協同組合が作られました。
 農家組合員の営農とくらしを守ることをモットーに、農家組合員のくらし全体をサポートするために指導事業、販売事業、購買事業、貯金事業、融資事業、共済事業と様々な事業を展開する総合農協。一方、果樹や野菜、酪農、畜産など特定の農業部門に関係する事業を専門的に扱う専門農協があります。
 山口県農協労働組合はこのような農協(単協)、全農関係、農協関連会社、子会社に働く労働者の労働組合です。

 山口県の農協に働く労働者の賃金は公務員、他産業に比べて低い賃金水準です。最近、多くの農協で提案・導入されている「新人事制度(トータル人事制度)」などの職能給を中心とした制度については、職場に差別、競争、格差をもたらすとして導入阻止、運用に歯止めをかけるなどに取組んでいます。
 総合事業体として農協には様々な職種があります。そのような職場で「数字(目標)による考課・評価」は極めて難しく、なかまの協力があってからこそ、一つひとつの成果が生まれてくることは現場で働く私たちが一番感じていることです。
 同じパイ(賃金にしても、事業推進にしても)から、なかま同士が奪いあうようなことになることは、労働環境の悪化、農家組合員との関係にも影響が出てきます。




                     ◇まずは職場で日頃の不安・悩みを話す
                      小さな願い、大きな願いを 「要求」 へ

 
                           

 労働組合は「労働組合員一人ひとりが主人公」。力をあわせてたたかうことで「要求」実現が出来ます。まずは職場のなかまとの話し合いをしっかり行います。「忙しい」時こそ1人ひとりにゆとりが無い時。ちゃんとなかまと対話をします。家庭の悩み、仕事の悩みなど、職場集会を開催したらフツフツと意見は出てきます。家庭と仕事を両立するためにも家庭の悩みにもしっかり耳を傾けます。
 正職員をはじめ、臨時職員、パート労働者も加盟のできる労働組合です。


                    

                       ◇労働者に関わる労働条件の
                         勝手な変更はさせない


                         

 勝手な労働条件の変更を許しません!そもそも、労働基準法は最低基準。労使が改善・向上に努めなければなりません。(労働基準法第1条の2項)
 労働条件は労働者と使用者が対等の立場において、決定されるものです。山農協労は未払い残業の一掃、時間外労働・休日労働の抑制、労働時間短縮、農協労同社のストレスの根源である事業推進の見直しに声を上げて行きます。




                          ◇女性も労組活動参加
                      臨時・パート労働者組織化を目指します


     
                              


 
女性も元気に活動しています。女性ならではの悩みは女性同士が一番わかってる!女性の権利学習や、交流会などを開催し女性も農協でずっと働き続けられる職場環境を作ります。女性の問題・要求を労組全体で取組みます。
 臨時職員、パート職員の大半が「女性」。上がらない賃金、ただ「正職員」ではないからと、一時金や月給に差をつけられ、不満をかかえている方が多くおられます。全国では臨時・パート職員の労組も次から次に結成されています。山農協労も臨時・パート労働者の組織化にとりくんでいます。